これは奇跡なんでしょうか？

これは昨日の動物園での出来事です。

孫の誕生日，楽しい気分で動物園を見て，帰る時に・・・

娘が財布を落としたことに気が付き，それからが大変！
(財布はベビーカーをたたんで階段を下りた時落とした）

動物園に問い合わせ，アナウンスをしてもらったりしましたが

なしのつぶて。

そうですよね。日本では財布を拾ったら，まず警察に届けるか，その拾った施設に届けますよね。

でもペルーではもう戻ってこないのが常識なのだそうです。

まして結構な現金も入っていましたし，カード数枚，身分証明書も。

落ち込みながらもあきらめました。

せっかくの誕生日，家に帰りすぐあちこちのカード会社に電話で使用停止を依頼しました。

ドタバタの誕生日。昨日のブログでは孫の楽しそうな写真が載っていたでしょう？

でもその陰で，実は大変だったのです。

しかしいつまでもくよくよしていてはということで，切り替えて誕生日を祝いました。

そうしたら・・・・・・

その日の夜に電話があり，動物園に行っていたご婦人が拾ってくれていたのです。

その方は一日動物園にいたので，連絡が遅くなったそうです。

翌日その方の家を訪れて，無事財布は戻ってきました。誠実な６０台くらいのご婦人だったそうです。

絶対戻ってこないと思っていた私たち。ペルーの方の中にもこういう方がいるのだという認識は正直言ってうれしかったですね。


周りの方からは「これは奇跡だ！」と言われたそうです。

もう絶対戻ってこないと思っていたカードと現金。性善説を信じる出来事でした。忘れられない孫の誕生日になりました。

写真の鳥は動物園で撮ったのですがIさんより名前を教えていただきました。

アラサリ　Aracari は幸運を呼ぶ鳥かも知れません。
Chestnut-eared Aracari はチャミミチュウハシの和名